ゲッツ!

視聴率がないこのブログ。読んでくれている数少ない人、ありがとう。ここで視聴率アップ大作戦! 踊るぜ、ひゃっほい! マイケル・ジャクソンばりのステップで、ゲッツを敢行するのさ! ゲッツゲッツゲッツ! 夢見るゲッツ! あぶら取り紙ゲッツ! チキンナゲッツ! 大学生のころ、サークルの罰ゲームで、スケートリンクの前にいる女子たちの前でゲッツを踊り続けたら大爆笑をさらったんだ。そうだ、僕にはゲッツがある。腐っても鯛、腐ってもゲッツ。

姫が言う。
「今の時代にゲッツなんて流行らないわ」
そんなことはないさ。ダンディ坂野は伝説なんだ! 僕の人生のメインテーマはゲッツなんだ! YouTubeの再生回数も1万回を超えているんだ!

僕はひたすらゲッツをし続けた。冷たい視線にさらされても、ほとばしる熱いパトスでなけなしのゲッツをし続けた。ゲッツをすることに何の意味がある? でも、僕にはゲッツをするしか残された道はないんだ。

そうしていたら、目の前にダンディ坂野が現れたんだ。

「僕のギャグをパクるんじゃないよ」

彼はそう僕に言って去って行った。