懺悔

「このレビュー、インタビュー記事のリライトですよね?」
的を射たコメントは僕の的も突き刺した
引用元のインタビュー記事は僕のレビュー中でURLも明記しておいたが
それでもリライトと言われれば確かにその側面もある
だけど僕のオリジナルのアイデアが大部分だという自負がある
僕も正しいが彼(彼女)も正しい

「このブログ、時々見ていたのにとても残念です」
ごめんよ、ごめんよ
僕は悩んで憂鬱の底にいる
コメント主の期待に添えなかったこと
検索でヒットして大勢来る読者もそのような目で記事を読むのではないかということ
僕は懺悔の底にいる
夜、現実を直視したくなくてコメントを削除した

こんなに悩むくらいなら
いっそコメントを受け付けない設定にしようか
あるいは
ブログごとなくしてしまおうか
いやいや
そんな脆弱な志でどうするのだ
僕にはブログで叶えたい夢があったのではないか

他者のインタビュー記事やレビュー記事をどこまで読み込むかは難しい問題で
これからは影響を受けないために一切読まないことにしようか
いや事実関係だけは読んで知っておこう
リライトした記事と言われないために最大限の注意を払ってレビューを書こう

僕はこてんぱんに参りました
白い旗をベランダで振っています
コメント主さん、コメントを消してごめんよ
この記事を公開するのが僕にできる懺悔です

この苦い経験のために宇多田さんの新譜は聴けなくなってしまった
憂鬱から僕ははい上がれるのだろうか
時間が解決してくれるのか?
息子が昼寝している静寂の中
脆弱な僕は自意識の渦の中