木村千代(発酵中)。

お腹が痛い。賞味期限切れのキムチを食べたせいだ。それもたくさんのキムチ。ちょっとすっぱかったけど気にせず食べた。それがいけなかった。キムチの馬鹿! キムチの馬鹿! 僕はキムチを思いっきり床に投げ付けた。俺を困らせたキムチなんて、キムチなんて、キムチなんて! 今、キムチを木村千代(ちよ)と名付けよう。木村千代の馬鹿! だからお前はキムチなんだ! お前なんて発酵してるんだ! でも、愛さずにはいられない。

隣にいるヅラの係長はせんべいをパリポリ。そして一言。「キムチはムチムチ」。ムチムチのキムチをたくさん食べたせいで僕はお腹をくだしてしまった。その隣の母親は韓流ドラマに夢中。東方神起に夢中。韓国まで彼らをおっかけ中。キムチもよく食べる。でも、賞味期限を守って食べるからお腹を壊さない。恨めしい。

キムチをめぐってひと騒動起こっている邸宅で、一人優雅に花を楽しむ姫。鼻も楽しむことで知られている。ピノキオの鼻は絶品ね、だとか、イケメンジャニーズの鼻は絶品ね、だとか。でも、クリリンの鼻は楽しめない。なぜなら、クリリンには鼻がないから。それは、コミックスにも掲載されている事実だから。

さてと。今日は風呂に入ってもう寝よう。