眩む病む荒む寒い未来を想像して、僕は二つ咳き込んだ。燃え盛る魂は身体という行き場をなくした。ため息ばかり出る。タバコの火も心の灯も足でもみ消される。夢は枯れ野を駆け巡るなら、愛は泥沼の底でもがいている。時間が解決してくれるなら、無為に過ご…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。